メルカリの梱包もおまかせ！大型のダンボールを使って自作で梱包する方法！

家に不要なものはごろごろ転がっているけれど、落札されたあとどうやって送ったらいいのか分からないからメルカリに出品できない……。

はい、これ。半年前のわたしの悩みです。家にある大きな絵やパソコン、家電など、不要なものだけど梱包の仕方が分からないから出品できずにいるものが家にあふれていたんです。

この悩みがある日、突然解決することになります。ある日、何気なく「この絵、売りたいんだけどこういうのって梱包の仕方がわからないよねえ」と旦那さんに言ったところ、彼はあっけらかんと

「２つのダンボールを使って自作すればいいだけじゃん」

と言ったのです。

そして、週末にあっという間に絵をキレイに梱包してくれたのでした。

今回はそんなわたしの経験をもとに、旦那さん直伝の『ダンボール自作テクニック』をまとめてみたいと思います。

【目次】
ダンボールの加工は思っているより簡単！
ダンボールでふしぎなものを便利に加工
 ダンボールで大型の商品を便利に梱包
 簡単にダンボールの深さを２倍にする方法
 ダンボール加工にあると便利な商品
 壊れるのが不安な場合は、パソコン宅急便、らくらく家財宅急便を使ってみるのもアリ！
まとめ

○ダンボールの加工は思っているより簡単！

まずはこちらの動画を見て頂きたいと思います。

『【コレ天】いろんなモノを段ボールで梱包するライフハック』

この動画は、日々ダンボールでさまざまなものを梱包しているアート引越センターのお兄さんが、大型の家電をダンボールで梱包する方法を紹介してくれます。

そしてこの方法こそ、わたしの旦那さんがひょいひょいっと自作してくれたやり方そのものでした。

以下、この動画で紹介されているやり方をまとめます。

【縦に長い扇風機の頭がダンボールからはみ出ちゃう！そんなときには】

使うのはダンボールの耳。ダンボールの底の耳を使い、扇風機が動かないように固定します。
扇風機をダンボール箱にいれたら、上部を折り曲げてダンボールと扇風機を密着させる
同じサイズのダンボール箱をもうひとつ取り出し、上からかぶせる。最後に重なったところをガムテープで固定すれば完了！

この方法なら、もっと長いものを入れる場合も、上からどんどんダンボール箱を重ねていけばOK。

【横幅の拾い照明カバーがダンボールに入りきらない！そんなときには】

50㎝のダンボール箱に対し、入れたい照明カバーは65㎝。横のサイズが合わなくてダンボール箱に入らない。そんなときには変形した箱を作って入れられるサイズにするのがグッド。箱の短い面を内側に入れ込み、長い面の耳を重ね合わせます。余った部分はガムテープで固定。すると、あっという間に横の長さがながーいひし形のダンボール箱が完成します。長方形だったダンボール箱のときには長さが足りなかった照明カバーもこの変形で横に長いものが入るようになります。バーベキュー用の鉄板や、ホットプレートを梱包する際にもぴったりです。

【横幅も縦の長さもまあまあある、プランターがダンボールに入らない！そんなときには】

さきほどのひし形変形バージョンでも、縦に高さを出す方法でもダンボール箱に入りきらない。そんなときにはカッターナイフでダンボール箱を変形させてしまいます。まずは、モノの幅をはかります。傷つきを防ぐためにカッターの刃は出さず、モノの幅に合わせて線を引きます。
裏返しにして先ほど引いた線を目安に、また刃を出さずに逆方向にも同じ幅で線を引きます。
引いた線に合わせて実際にカッターで切る混みを入れます。
対角にも同じ切込みを入れます
こうすることで、横50㎝、縦35㎝だったダンボール箱の幅が、切込みをいれたぶん、横50㎝＋9㎝、縦26㎝のダンボール箱にサイズ変更完了！これで横に長いプランターもすっぽりと入れることができます。

アート引越センターでは引っ越し用のダンボール箱は

Sケース：縦350×横380×奥行350mm

Mケース：縦350×横500×奥行350mm

和ケース：縦199×横935×奥行363mm

この３つしか扱っておりません。しかし、作業員の皆さんは自由自在にダンボール箱を変形させることで様々な荷物を梱包しているんです。

わたしたちもこの変形のコツさえつかめば、どんなものも梱包できるようになるはずです！

○ダンボールでふしぎなものを便利に加工

もう少しダンボール加工のコツをつかむために動画をご紹介します（実際に見ながら真似てみると、ぐっと上達すると思いますよ！）。

【ゴルフクラブを梱包する方法】

ゴルフクラブのような細長くて、だけど先端はちょっとでっぱっているような不思議な形のものはどうやって梱包すればよいのでしょうか。この動画にその答えが載っていました。

エアキャップをゴルフクラブに巻き付け、ゴルフクラブを保護します
箱の状態のダンボール箱を開き、三角形に折ってテープで止めます。
カッターで余分なところをとり、三角形の状態でふたをとじます
ダンボールの隙間をテープで止めます
ゴルフクラブをいれて、最後にふたを閉じれば完成！

○ダンボールで大型の商品を便利に梱包

わたしは動画よりもじっくり説明を見ながら作業したい！という方もいらっしゃると思うので、わたしが読んでとても分かりやすいと思った『空気清浄機（大型商品）の梱包』の仕方を以下、引用します。

『アラフォーランナー一発屋商店！』（https://xn--4gq516asou.com/2017/06/11/mercari-self-konpo/）

ブログ主さんは、縦が70cmほどの空気清浄機を入れられるダンボール箱をネットショップで探したものの見つからなかったとのこと。サイズを大きくしたダンボール箱を使うと送料が高くなってしまうので、ピッタリサイズのダンボール箱を自作することに決めたそうです。

『用意するもの

以下のものをあらかじめ用意しておきましょう。

ダンボール

梱包用テープ(ガムテープでOK)

カッター

梱包用のクッション材

新聞紙

・商品を梱包用クッション材で包む

商品に傷がつかないように、梱包用のクッション材で商品を包み、保護しておきます。

・ダンボールを切り開く

今回の方法ではダンボールを商品に巻き付けるような形で使用するので、ダンボールはカッターで切り開いておきましょう。

基本的に商品がダンボールに包まれた状態であれば発送可能なので、ダンボールは小さいものをいくつかつなぎ合わせて商品に巻き付けるという方法でも構いません。

・商品にダンボールを巻き付ける

ダンボールを切り開いたらあとは商品にダンボールを巻き付けていきます。

この時、少しだけダンボールと商品の間に空間ができるようにし、その空間にクシャクシャにした新聞紙を適度に詰めておきましょう。

こうすることによって、より配送時の商品破損の危険性が減ります。

ダンボールを巻き付けたら後は梱包テープでとめて、自作の梱包は完成となります。』

ブログ主さんは「不格好な出来」とおっしゃっていましたが、ちゃんと配送業者さんのほうで受け取ってもらえたそうです！

配送をお願いする場合、『中身が見えない状態』で『外側が梱包されている』なら、受け取ってもらえるそうなので、ちょっとくらい不格好でも全然OKみたいですよ！

○簡単にダンボールの深さを２倍にする方法

ダンボール加工の基本がわかったところで、まずはダンボールの深さを２倍にする技を実践してみましょう！

用意するもの

同じサイズのダンボール箱２つ（みかん箱タイプが良いです！）

ガムテープ

はさみ

最初に底を段違いに組んだ後、長い辺のフタを内側に。短い辺のフタを外側に折り目をつけます
もうひとつの箱の短いフタを内側に。2箱目の長いフタを外側に折ります。底は組まなくてOKです。
折目を付けたフタ同士を合わせます。ポイントは、フタが交互に重なるように差し込むこと。フタに折目を付けることで、交互に差し込みやすくなっているはずです。
さいごに、外側の長い辺のフタを固定＆短い辺を固定。外側にはみ出したフタをクラフトテープで固定します。

○ダンボール加工にあると便利な商品

大型のダンボール箱を加工するときにあったら便利な商品を紹介します！

・ヘラ（しゃもじ）

ダンボールに折り曲げ線をつけるときにはヘラがあると便利です。ただし、エッジがするどすぎるとダンボールが切れてしまうので、ある程度まるみのあるものがベスト。しゃもじなんかも良いと思います！

梱包するものをダンボールの上に置き、折り曲げ線を書いたりするのもグッドです！

パール金属(PEARL METAL) へらナチュラル木製クッキング C-523

パール金属(PEARL METAL)

パール金属(PEARL METAL) へらナチュラル木製クッキング C-523

パール金属

・丸ノコ

丸ノコはダンボールにミシン目をつけることができます。へらよりも力がいらず、強度が落ちないのがポイントです。調整ネジで丸ノコの刃をダンボールの厚さより少し少な目に浮かせるようにしましょう。ガイドに沿ってゴロゴロすれば簡単にミシン目がつくので好みのダンボール箱を簡単に作れます。カッターのように、誤って深く切ってしまうことがないのでおすすめです。

リョービ(RYOBI) 丸ノコ MW-46A 610509A

リョービ(Ryobi)