専用のカッターで作成!きれいな円形ダンボールをつくろう

ダンボールの基礎の基礎

目を閉じて『ダンボール』を想像してください、と言ったら、どんなものをイメージしますか?

あの象毛色のようなクラフト色で、みかん箱のような形のダンボール箱をイメージするのではないでしょうか。

みかん箱タイプのダンボール箱は畳みやすいですし、ガムテープ1本で組み立てることができるので、私たちの生活には欠かせないダンボール箱です。

しかし、『ダンボール』は本来、どんな形にもなれるんです。今回は、ダンボール箱からは想像できない形、円形のダンボールについてご紹介したいと思います。

【目次】
ダンボールが円形にもなれるワケ
きれいな円形ダンボールが欲しいなら① サークルカッターを使う
きれいな円形ダンボールが欲しいなら② プロにカットしてもらう
さいごに

○ダンボールが円形にもなれるワケ

日本でダンボールの歴史が始まったのは1909年のこと。井上貞治郎さんという人が「厚紙を貼り合わせたら丈夫なシートができるんじゃないかな?」と思い、機織り機のようなダンボールを作る機械を作りました。

現在も、このダンボールの作り方の基本は変わっていません。ダンボールはまず、全長70〜100mのコルゲーターという機械でダンボールシートを作ります。ダンボールを断面から見るとナミナミの厚紙を厚紙ではさんでいる形になっていますよね。このナミナミ部分(中しん原紙)をナミの形に成形した後、裏に貼る厚紙(裏ライナー)と貼り合わせて片面段ボールを作り、その片面段ボールに表に貼る厚紙(表ライナー)を貼り合わせ、けい線入れ・切断を行い、ダンボールシートを作るのです。

ですから、ダンボールは元々箱の形をしているのではなく、長いシートということ。裁断次第では、三角にもできますし、四角にもできますし、円形にもできるんです。

○きれいな円形ダンボールが欲しいなら

① サークルカッターを使う

ダンボールシートを買ってきて、コンパスで円を書いてカッターで切っていく……。もちろんこれでも円形のダンボールができるのですが、キレイな円形ダンボールが欲しいなら、サークルカッターを使うのがおすすめです。

サークルカッターとは、ダンボールや紙をきれいな円にカットできるもの。コンパスカッター、円切りカッターとも呼ばれています。

サークルカッターの仕組みは、コンパスとほぼ同じです。コンパスの場合、円を描くのは鉛筆ですが、この部分がカッターになっています。コンパスのようにいろいろなサイズの円を、そのままカットできます。

 

・サークルカッターの選び方

 

サークルカッターと一言でいっても、切りたい素材によって種類が分かれます。適した素材でないサークルカッターを使ってしまうと、「あれ?切れないぞ?」ということになるので注意してくださいね。

以下、サークルカッターのタイプをまとめてみたいと思います。

 

★「普通タイプ」……基本的なサークルカッターは、薄い紙が切れるものです。切れ味がするどいので、薄い紙は一周まわしただけでスパッと切れますが、カッター自体が小さくできているので、厚みのあるものは切れません。紙以外のものを切りたい場合は、より刃が強力になっているものを選びましょう。

 

【189B】OLFA ラチェットコンパスカッター 価格  1,095円 (税込)

レビュー平均★4.62

『綺麗な円にカットする事が出来ますが、慣れる為に練習は必要です。

特に小さな円の場合、中心がずれる事が偶にあるので、物によってはカッターではなく土台を動かした方が綺麗に切れたりしました。

繊維質の多い紙、ペーパーナプキンなどはやはりかなり苦戦します。

でも鋏やカッターで格闘していた時に比べれば、これで軽く印を付けるだけでも綺麗な円になるので、買って良かったです。

こちらのお店だと送料も無料になったので、何処で売っているか分からず探し回る手間も省けて本当に良かったです』

 

『むっちゃ便利!

今まで、ハサミでチョキチョキやってたのは、何だったんだ!?

けっこう厚めの紙(上質写真用紙)も、難なく切れました。

いい買い物をしました』

 

★「厚物対応タイプ」……ダンボールを切るのに適しているのは、この厚物対応タイプです。ダンボールのほか、ベニヤ板・プラスチックなどを切ることができます。普通タイプと仕組みは一緒ですが、厚物対応タイプは大型のカッターが取り付けられています。普通タイプの刃よりも硬く、切れ味もするどいので使うときには注意してください。

 

『オルファ カッター円切りカッターL型 90B』 価格 1,642円 (税込)

レビュー平均★4.25

『自治体のまつりの抽選ボックス作成のため、どうしても円切りカッターが必要となった。今まで幾度か円切りカッターを購入した。ピンで刺さないためピン跡が残らない物、楕円状の縁が切れる物等々、あらゆるものを試してきました。しかし、ピンをしっかりと立ててくり抜く方法が一番安定していて、確実に切れることを実証。さすがOLFAのカッターだと思った。

ただ、OLFAの製品でもカッターで縁を切りぬくには、ちょっとしたコツが必要だ。カッターを回すのではなく、カッターは固定して切るものの方を回すと綺麗な円が手軽に切れる。

というわけで、今まで購入した円切りカッターは全てリサイクルショップ行決定となった!』

 

『面白い使い方が出来ます。子供の工作にいいですね』

 

★「布・皮専用タイプ」……以前のサークルカッターは布や皮が動いてしまうので切断するのが難しかったのですが、現在は布や皮用のサークルカッターも出ています。この専用カッターを使えば、布や皮が動かないのでスムーズに裁断できます。特殊な刃を使っているので、摩耗したときに刃を交換できるよう、替え刃が販売されているかチェックしておきましょう。

 

『OLFA(オルファ)ロータリーコンパスカッター186B』 価格 1,080円 (税込)

レビュー平均★4.81

『くるみボタンを作る布をキレイに早く切りたくて購入。

コンパス型なので軸を押さえて使うのですが、力を入れすぎると布に穴が開いてしまいます(当たり前)。

ちょうどいい力加減で使えるように要・練習ですが、慣れるとすごく便利でした』

 

『これまでの苦労がウソのようにきれいな型抜きができました。

フェルトを使った布絵本を作っているのですが、

手芸用ハサミで円を切るたびに、どうしてもフチがガタガタしてしまい、

もどかしい思いをしていたのでかなりのストレス解消です!!』

 

実際にサークルカッターを購入する際は、素材別に選ぶのはもちろんのこと、どれくらいのサイズの円を切り取れるかを確認しましょう。最大サイズだけではなく、最小サイズも見ておかないと、機種によっては小さい円を切り取れないものもあります。平均的には1.5~1.6cm程度のものが切れるようです。中には1cmまで可能になっているものもあるので、小さい円を作りたい場合には確認して購入してくださいね。

ちなみに、最大サイズは平均22㎝~30㎝のものだそうですが、別売りのパーツを付けると40㎝くらいまで延長できるものがあります。大きいサイズの円を作りたい場合は、別売りパーツがあるものを選びましょう。

 

よりキレイな円を作るためのポイント

 

キレイな円を描きたい場合は針が見やすいサークルカッターを選ぶのがポイントです。中心がよく見えると、サイズの誤差が出にくいからです。

シンプルな形で、パーツがあまりついていないものなら、パーツで針が隠れてしまうこともないのでより正確な円を描くことができます。

また、サークルカッターの中には、目盛りが見やすいものもあるので、数字が大きく書かれているものを選ぶのもグッドです。中には目盛りのないものもあるので、初心者の方は目盛り月を選びましょう。

 

【57B】OLFA コンパスカッター

レビュー平均★4.6

『趣味でつまみ細工を作っていますが、本でこういうものがある事を知り、土台の厚紙を作る用に友達の分と二つ購入しました。

色々見て回ったのですが、送料込みでのお値段が気に入り、こちらのお店で購入させて頂きました。

レビューで書かれている方もいらっしゃったと思いますが、普通の薄い紙なら楽々切れます。

厚紙の場合は何度か回せば切り抜くことができます。

欲を言えば、小さい円を切る場合、ちょっと回しにくいので、歯の部分の長さ調節できると嬉しいかなと。

ともあれ、普通にハサミで切るよりきれいな円ができるので、こういう道具があるのは嬉しいです』

 

『クリアファイルをカットするのに使いました。とても使いやすかったです』

 

真ん中に穴を開けたくないときのポイント

 

コンパスを使う際、どうしても真ん中にコンパスの針のあとがついてしまいますよね。この針の穴を開けたくない場合は「穴なしタイプ」を選ぶという選択肢もあります。

円盤状になっているので、針がなくても回転することができるんです。

難点は、中心が合わせづらいこと。正確な円を描きたいという場合には向いていません。穴なしタイプを選ぶ際には、ハンドル部分が太いものを選ぶのがおすすめです。ハンドルが太いタイプならドアノブを回すようにして使用できるので、疲れにくいんです。

 

NTカッター NT円切りカッター C-3000GP 価格 1,966円 +送料800円

レビュー平均★4.2

『3ミリのカートンもよく切れます。

替え刃は2種類ありますがカルトナージュ用ですと半刀がたというのでしょうか刃先が45度でとがっているのがよいです BC400番というのだと思います』

 

『初心者にも初めて日曜大工をして、初心者にはなかなか使えないと思っていましたが簡単に使えてとても便利で役に立ちました。』

○きれいな円形ダンボールが欲しいなら

② プロにカットしてもらう

自宅でダンボールを円形に切ることもできますが、さらに美しく完成度を高めたいという場合はプロの手を借りることもできます。

ダンボールの会社にお願いすれば、カッティングプロッタという機械でキレイに円形にカットしてもらうことが可能です。

カッティングプロッタとは『プロッタ』(線を引くことで印刷する機械)の中の、カッターを装備している機械のこと。紙を切り抜くときに使うプロッタというわけです。

印刷というと、皆さんがすぐに思い浮かべるのはプリンタではないでしょうか。プリンタはコンピュータから指示された内容をファイルや紙に出力するのが仕事です。『インクジェットプリンタ』が、ヘッドの先端のノズルからインクを噴射しながら、端から順番に必要な箇所に着色して印刷するのを見たことのある人も多いと思います。このとき、パソコン内部では『ここにこの点を置いてくださいよ~』と印刷の情報をプリンタに渡しています。「左1下1に赤」「左3下1に青」というふうに情報を渡します。紙にマス目があって、そのマス目を塗りつぶすというイメージです。

 

(ほかにも、プリンタには感光体にレーザーを照射して細かい粉末を付着させて紙に転写する『レーザープリンタ』、ヘッドの先端のピンをインクのついたテープ(インクリボン)に打ち付けて紙に転写する『ドットインパクトプリンタ』、熱を加えると黒くなる特殊な用紙に熱したヘッドを押し当てて印刷する『感熱式プリンタ』などがあります)

 

対して、カッティングプロッタは『点を引く』ことで印刷します。色のついた点を、北斗百裂拳のようにアタタタタ!!とすごい勢いで紙に置いていくのです。

プロッタが印刷するときには、「ここからここまで線を引いてください!」というふうに印刷する情報が管理されます。

例えば「左1上3から左9上11まで線を引いてください」というように。

プロッタの場合は、星座のように、始点と終点を結んでいくという感じです。

 

話をカッティングプロッタに戻しましょう。カッティングプロッタは先端にカッターが付いているので、指示通りに紙を切っていきます。

きれいな円もなんのその。ぐにゃぐにゃした不思議な形も。雲の形まで、自由自在にダンボールシートを切ってくれる賢い子です。

例えば、お店で飾ってあるようなアルファベットの文字のダンボールもできますよ!

○さいごに

通販サイト・楽天で『円形 ダンボール』で検索してみたところ、ネコのおもちゃがいっぱいでてきました。そう、円形のダンボールはネコちゃんが大好きなんだそうです。すぐに中に入って行っちゃうんだとか。

また、半円型のダンボールをタワーにすれば、キャットタワーにもぴったり!ネコちゃんを飼っている方は、ぜひ円形のダンボール作りにトライしてみてくださいね!円形のダンボールハウスに爪とぎをセットしたら、たまらないおうちができそうです!

 

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