あれもこれもクッションになる緩衝材!!ダンボールの梱包にぴったりのもの集めました

梱包・包装方法

ダンボールに入れるクッション祭り開催~~~!!!

梱包の陰の立役者・クッション資材。ダンボール箱ばかりが注目されていますが、クッション資材がなければ安全に梱包出来ないことを考えると、もっともっと光を当てるべきですよね!

というわけで、今回はクッションになる緩衝材を集めてきました。通販で購入できるクッション資材をまとめて紹介します!

【目次】
クッション資材ってなんだ?
クッション資材のあれこれ
さいごに

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○クッション資材ってなんだ?

皆さんは通販で商品を購入したことはありませんか? ダンボール箱を開けたとき、商品が紙に包まれていたり、プチプチに包まれていたりすると思います。それこそがクッション緩衝材です!

商品をそのままダンボール箱に詰めてしまうと、中でガタガタ揺れてしまって破損してしまうことがあるので、

クッションで商品をくるみ、中の商品を守ります。

およそ120年前はダンボールもなかったので、壊れやすいものを運ぶことが難しく、人々は頭を悩ませていました。

実は壊れやすいものを包む優秀なクッション材として使われていた紙は、今日のダンボールに使われているナミナミの厚紙なんです。

1856年のこと。イギリスの紳士、エドワード・チャールズ・ヒーレイさんとエドワード・エリス・アレンさんが「厚紙をナミナミの形に折って、シルクハットの中に入れれば汗が乾きやすそうだ」とナミナミに折った厚紙を開発したのですが、これがアメリカの人々の目に入ると、「壊れやすい電球を包むのによさそうだ!」と話題になりました。

こうして、ナミナミの厚紙は電球を包む包装材として大ブームになったのです。そしてアメリカでは『ダンボールは優秀な梱包資材』という立ち位置を築き上げました。

○クッション資材のあれこれ

今日、使われているクッション資材にはどんなものがあるのでしょうか。ダンボールに入れる緩衝材をまとめてみました。それぞれの特徴を知れば、梱包がぐっと楽になると思います!

 

★気泡緩衝材(プチプチ)

 

空気が入っている小さな丸い粒が敷き詰められたあのシート。「ブチプチ」という名前で親しまれているあの商品の本当の名前は『気泡緩衝材』といいます。「プチプチ®」とは川上産業(株)の登録商標で、会社によって以下のように呼ばれ方に違いがあります。

 

・プチプチ→川上産業(株)

・キャプロン→(株)JSP

・サンマット→北海道サンプラス(株)

・エアーキャップ→宇部フィルム(株)

・ミナパック→酒井化学工業(株)

・エアセルマット→(株)和泉

・エコロガード→もりや産業(株)

 

この川上産業にはおもしろいトリビアがあります。こちらの会社のホームページのURLをよーく見てみると、自社名ではなく「プチプチ」という名前になっているんです。

川上産業(株)のホームページ…… http://www.putiputi.co.jp/

この川上産業は日本国内で一番最初に気泡緩衝材を作った会社なんだそうです。プチプチの国内シェアはNO1。会社のブランドがプチプチというわけなんですね!

ちなみに、川上産業の運営するプチプチ文化研究所によると、プチプチの「ウラ」「オモテ」という概念はないそうです。衝撃から守る力はプチプチがついているほうを外側にしても内側にしても変わらないのだそう。ただし、梱包するものに凹凸がある場合はプチプチしているほうを外側に。梱包したものをダンボール箱にぎゅうぎゅう詰めにしたい場合は、外の突起面同士が摩擦を起こさないようにプチプチ面を内側にしたほうがいいそうです。

 

・気泡緩衝材が買える場所

 

川上産業が出している『プチプチ』にこだわらず、気泡緩衝材を購入するのであれば、100円ショップでも購入することができます!また、ホームセンターや通販でも購入可能です。

現在はフリマアプリの利用者が増えたこともあり、個人で商品を売り買いする人が増えました。可愛らしい梱包、ラッピングにこだわる女性も多いことから、100円ショップではカラフルな気泡緩衝材が売られています。ただし、100円ショップで売られている気泡緩衝材はそれほど大きくはないので、大きな家電を包むような気泡緩衝材が必要な場合はホームセンターでほしい分だけ切り売りしてもらうのがおすすめです。

 

・通販で購入できる気泡緩衝材

 

https://item.rakuten.co.jp/boxbank/if02-0100/?iasid=07rpp_10095___e6-k12bsn15-2nq-2d8a1269-4292-4b37-b163-398741e7f81e

 

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価格        1,540円 (税込)

レビュー平均評価★4.67

『とてもしっかりとした、品質の良いプチプチ袋です。小さな陶器を包装するのに、ぴったりでした』

 

『いろいろ比べましたが、質もよく送料無料のわかりやすい価格でありがたかったです』

 

個人的にとっても便利だなと思ったのがこの気泡緩衝材で作られた小袋です。普通の気泡緩衝材はシートになっているので、袋状にするためにはテープで四隅を留めなければなりませんが、こちらは最初から袋になっているので、小物入れにいれるように商品を見た目よく梱包することができます。

私自身、この気泡緩衝材の袋をもらうとついとっておいてしまいます。それくらいお気に入りです。

100枚セットで1540円なので、1枚15.4円。小物をたくさん発送する方にはおすすめです!

 

・ちょっと小ネタ

 

小さな頃、わたしはよくプチプチで遊んでいました。あの突起部分を指で押さえてプチ!と潰すのが快感だったんです。わたしと同じようにプチプチを潰して遊んだことがある人も多いのではないでしょうか。大人になってからも、「あのプチプチを思い切り潰したらストレス発散できそう……」なんて思ったりしました。

そんなわたしの願いがかなったのか(?)、なんとAmazonで『ムゲンプチプチ』というおもちゃを発見しました。

2007年、川上産業とバンダイがコラボして作った商品で、無限にプチプチを潰せるようになっています。もう生産されていないのか、Amazonで売っている『ムゲンプチプチ』はプレミア価格となっていましたが、この機会を逃すともう永久に購入できないかもしれません。レビューは賛否両論なので、ぜひ本物をプチっとしてみて感触を試してみてはいかがでしょうか。

 

ムゲンプチプチ オレンジ

価格3,600円~

レビュー平均★3.5

『思ったよりもでっかいし、ボタンを押した感触も偽物っぽいので「こんなもんか〜」と思いましたが、クリスマスプレゼントに甥と姪にあげたところ 超大喜びしていました。

おもちゃってこういうものだったっけ・・・と広い心で遊べば、100回に1回ぐらい ボニョンなどと変な音がするのでそれがけっこう楽しいです』

 

『プチプチの感触は、頑張ったなって言う感じです。でも、もう一工夫が欲しいですね。

プチプチを指でギューッと押しつぶして最後のはじける感触が足りない。どちらかと言えば、音が出ないときの感触に近いかも。また、残念な事に、中に入っているスイッチの音がスピーカーから

鳴る音よりも大きいのと、押しつぶして戻るときにもスイッチの音がするのが残念です。

でも、値段も値段ですので、ちょっとした暇つぶしグッズにはいいと思います』

 

★発泡シート

 

発砲シートは、発泡ポリエチレンをシート状にした緩衝材です。低密度ポリエチレンにガスを混ぜ、圧力をかけることにより、ガスを気化発泡させて作ります。

とても軽くて柔らかいのが最大の特徴です。お店でコップを購入したときに発泡シートに包んでもらったことのある方も多いのではないでしょうか。薄くて曲げやすいので、フクザツな形をしたものの梱包にも最適です。

さらに、断熱性や防水性、防湿性にも優れているので、冷凍食品の梱包にも使われます!

 

・通販で購入できる発泡シート

 

https://item.rakuten.co.jp/boxbank/kh02-0002/

 

【毎日出荷】発泡シート(ミナフォーム) 【500mm×50M】(1mm厚) 2巻組み

価格        3,760円 (税込)

レビュー平均★5

『冷凍品を梱包するのに購入しましたが、使い切れるかどうか不安な位大量です。

でも使いやすい大きさなので、ふんだんに使いたいと思います』

 

『引越し準備のため購入しました。食器などを梱包するのに役立っています』

 

家族で引っ越しとなると、食器の数も多いもの。そんなときは発泡シートを通販で購入してしまえば、ぐっと作業が楽になります。

 

★エアーピロー型緩衝

 

エアーピロー、直訳すると『空気の枕』となっています。長方形のビニール袋のなかに空気が入っています。単体で使ったり、連結した枕部分を必要なだけ切り離して使ったりします。

 

・通販で購入できるエアーピロー緩衝材

 

https://item.rakuten.co.jp/k-mart03/amx2-1000/

 

エアピロM 【AMX2】 粒サイズ80mm×125mm 1000個入 空気緩衝材 川上産業

(梱包材/緩衝材/包装資材/梱包資材/発送/引越

エアキャップ/エアパッキン/エアクッション/プチプチ)

価格        5,100円 (税込)

レビュー平均★4.93

『いい商品です。とても安く手に入り気に入っています。

今回はリピートです。またなくなったら注文すると思います』

 

『エアピロM 【AMX2】はハーフサイズ(500粒入り)もあり、店舗によっては何個入りなのか明確に記載していないところもありますが、こちらの店舗さんはきちんと記載させれているのでスムーズに注文できました』

 

エアーピロー型緩衝材は商品とダンボールの間の隙間を埋めることに使います。いろいろなサイズのエアーピローが売っているので、ぴったりのものを使ってくださいね!

 

★巻き段ボール

 

巻きダンボールとは、巻物状になっているダンボールのことです。ダンボールといっても、とてもやわらかく曲がりやすくなっています。その理由は、通常のダンボールが真ん中に入っているナミナミの厚紙を表裏の厚紙で挟んでいる3層構造なのに対し、巻きダンボールが2層構造になっているため。

ダンボールなので、ほかのクッション資材よりも強度があるのが特徴です。ダンボール箱に入れるという使い方よりも、通常のダンボール箱では入らないような大きなものを巻き付けて梱包するのに使われます。

 

・通販で購入できる巻きダンボール

 

https://item.rakuten.co.jp/yokoi-package/makidan01/

 

『【あす楽】巻き段ボール 幅300mm×50m巻き 【巻きダンボール ダンボールシート 段ボールシート ダンボール ロール 巻きダン 梱包用品 梱包材 梱包資材 緩衝材 衝撃吸収材】』

価格        2,354円 (税込)

レビュー評価★4.6

『鳥かごの床材

インコの鳥かごの床材として使っています。繊維が爪に引っかかることもなく、ツルツル滑って歩きづらいこともなく重宝しています』

 

『DVDなどの梱包の際に愛用しています。他にもこれで商品を包んだ後に袋に入れるなど、使い勝手が良いです。

一つ気になるのが、届くのがカットした真ん中か、端っこかで状態が違うこと。長さがあるロールを300mmの幅にカットしているのだと思うのですが、真ん中のものだと両端の断面が綺麗で使いやすいのに対し、端のものが届くと片方の断面が不ぞろいで自分で切り落としながら、使うことになります。真っすぐ切るのも難しいし、そのまま使うのもいまいち美しくないので最初からサイドを落として発送下さると嬉しいです。そうしたら間違いなく星5つ!今回は端っこタイプでハズレか…とがっかりします』

 

使ってみたらすごく使い勝手がよかった!というレビューが多い印象でした。

引っ越し時の家具の梱包をはじめ、家に1本あると便利ですね!

 

 

・バラ緩衝材

まゆのような形のほか、丸い形や歯車の形など、さまざまな形や大きさのあるバラ緩衝材。クッション性が高いので、商品を箱に詰めた後、周りにしきつめて使用されます。隙間にもしっかりと詰めることができるのが利点です。

主原料は2種類あります。コーンスターチ製と合成樹脂製です。

コーンスターチ製は燃焼カロリーが低く、有毒ガスが出ないので、燃えるゴミに出せます。しかし、つぶれやすいという欠点もあるので、重いものの梱包には向いていません。対して、合成樹脂製(ポリエチレン・ポリスチレン)のバラ緩衝材はつぶれにくいので重いものの梱包に向いています。

 

・通販で購入できるバラ緩衝材

 

https://item.rakuten.co.jp/omakase/633875/

 

梱包用 衝撃緩衝材 発砲緩衝材 50袋入り 隙間を埋める梱包材 おまかせ工房

価格        3,780円 (税込)

レビュー平均★5

 

『ネットオークションでの梱包に大量に使うので、すぐ送っていただいて助かりました。ビニール袋から出してバラして使っても便利ですよ』

 

『いろいろと非常に役に立ちました。十人十色の使い方があると思うので試してみて下さい!』

〇さいごに

さまざまなクッション資材をまとめてみましたが、最後に忘れてはいけないのが――そう、新聞紙です!あれも立派な紙でできたクッション資材です。

ホームセンターや100円ショップなど、クッション資材はさまざまな場所で売っているので、ぜひお店を回ってみてくださいね!

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