宅配業者と送料

荷物を送りたいと思った時、あなたは何を基準に宅配業者を選びますか?

送料の安さだったり、取扱店が近くにあるかだったり、集荷に来てくれるかどうか……などなど、各人思い思いの基準をお持ちでしょう。

 

こちらの記事には、標準的なサイズの荷物から、小さい荷物まで、用途に合わせた各社の送料に関するリンクが貼ってあります。
宅配業者と送料を調べる際に、ぜひご活用ください。

○そもそも、どんな宅配業者があって、送料はいくらなの?


テレビCMや店頭ののぼりなどで、みなさんもよくご存知の宅配業者から、「こんな業者もあるんだ~」という宅配業者まで、いろいろとご紹介していきましょう。

・まずは……知名度トップクラス、宅配業者といえば黒い猫のココでしょ! という方も多い(かもしれない)
「ヤマト運輸」

 

・トラックに描かれているマスコットキャラクターのふんどしに触ると、願いごとが叶う……なんていうおまじないが一時期流行した
「佐川急便」

 

・そんなに派手ではないけれど、実はいろいろなサービスがある
「日本郵便」

 

・大きな荷物を運ぶイメージが強いけれど、小さい荷物も扱っている、カンガルーのキャラクターでおなじみの
「西濃運輸」

 

・名前は知らなくても、この黄緑と赤のラインの入ったトラックは見たことがあるはず!
「福山通運」

 

・じつは個人事業主で組織された組合なのです!
「赤帽」

 

 

ネットや電話帳で探してみると、他にもいくつか、小さいながらも頑張っている宅配業者が見つかるでしょう。

 

次に、送料の目安として、60サイズの荷物を東京から大阪へ送る場合の料金を比較してみましょう。

・ヤマト運輸……1,015円
・佐川急便……864円
・日本郵便……950円
・西濃運輸……1,000円
・福山通運……1,080円
(*2019年7月現在の情報です)

佐川急便が最安値で、福山通運が最高値、その差は216円です。

 

○小さい荷物を送りたい場合は、どの業者がいいの?


荷物を送るとなると、誰しも、送料をなるべく安く抑えたいと考えるものですよね。

ましてや、小さい荷物に普通の宅配便と同じ金額をかけるなんて、もったいない! とも感じたりもします。

そんな我々消費者のニーズに合わせて、小さい荷物には小さい荷物のための、専用宅配プランがあります。
ただし、通常の宅配便と比べると格段に安いですが、梱包サイズや厚さ、重さ、ポスト投函扱い、集荷に来てもらえない……などの制限がありますので、ご利用にはくれぐれもご注意ください。

各社それぞれ規定が違いますので、下記のリンクから比較していただくと便利です!

 

ヤマト運輸「宅急便コンパクト」

佐川急便「飛脚メール便」、「飛脚ゆうメール便」

日本郵便「定形外郵便」

「レターパック」

「クリックポスト」

西濃運輸「カンガルーミニ便」

「カンガルーPostelメール便」

福山通運「フクツーメール便」

 

番外編として、ネットオークションで落札された商品を送る場合、配送業者と提携した特別な宅配プランが、運営会社ごとに用意されています。

落札された側も落札した側も、自分の住所を相手に知られずにすむ、「匿名配送」という便利なサービスもありますので、ぜひチェックしてみてください。

 

メルカリ
ラクマ
ヤフオク

 

○大きな荷物も送れるの?


前項で小さな荷物についてご紹介しましたが、今度は160サイズオーバーの大きな荷物を送るサービスをご紹介しましょう。

ヤマト運輸「ヤマト便」
「らくらく家財宅急便」
佐川急便「飛脚ラージサイズ宅配便」
日本郵便「重量ゆうパック」
西濃運輸「カンガルー特急便」
福山通運「フクツー引越し便(節約タイプ)」
「青春引越し便」

大きな荷物は、各社の規定の違いが大きく、慎重な比較検討が必要です。

同じ大型配達物でも、ゴルフバッグ、スキー板、スノボー板などを送りたい場合は、特別なサービスを付帯した別のプランが用意されていることが多いので、そちらを選択したほうがいいでしょう。

 

○冷蔵・冷凍の荷物を送りたいんだけど……いくらかかるの?


   

お中元やお歳暮で、お世話になった方においしい食べ物を送りたい時や、手作りのお菓子やジャムを、遠方の友達におすそ分けしたい時などに役立つのが、冷蔵・冷凍便です。

通常配送代に加えて、チルド・クール料金が加算されますが、食べ物が傷むことを心配せずに送れます。

配送業者によっては、冷凍を扱っておらず、「チルド(冷蔵)」のみ取扱い、というところもありますので、業者選びの際はご注意くださいね。

ヤマト運輸「クール宅急便」(冷蔵・冷蔵)
佐川急便「飛脚クール便」(冷蔵・冷凍)
日本郵便「チルドゆうパック」(冷蔵)
西濃運輸「カンガルーチルド便」(冷蔵・冷凍)
福山通運「クール宅配便」(冷蔵)

冷凍・冷蔵の場合、中身の液漏れを防ぐためにも、ジップバッグに入れて口をしっかり閉じた上で、発泡スチロール製の箱に入れ、さらにダンボールに詰めて保護するのがベターです。

もしも液漏れしてしまった場合には、伝票に記入した相手先の電話番号に、宅配業者から連絡が入ります。
そこで相手方に受け取り拒否されてしまうと、荷物が差し戻されてしまいますので、梱包には充分注意しましょう。

 

○送料だけ決めるのはもったいない⁉︎ いろいろな補償サービス


何を基準に配送業者を選ぶかは個人の自由ですが、ひとつだけ頭に入れておいていただきたいのが、荷物の補償の有無です。

ごく低い割合いではありますが、残念ながら配送中の荷物に問題が発生することもあり得ます。
例えば、他の荷物からの液漏れだったり、輸送トラックが交通事故に巻き込まれてしまったり、荷物を紛失してしまったり……。

こういった場合に備えて、各宅配業者は荷物に補償をつけたり、保険を用意していたりします。
どのような内容なのか、実際に見ていきましょう。

《ヤマト運輸》
・宅急便……300.000円まで補償

・宅急便コンパクト……30.000円まで補償
・ネコポス……3.000円まで補償
・ヤマト便……任意保険への加入がおすすめされています。加入料(非課税)は最低50円から、10円につき補償金額10.000円です。

例えば、100万円の価値のある品物を補償付きで送る場合、満額補償するには、保険料1.000円がかかります。

《佐川急便》
・宅配便……30.0000円まで補償
・飛脚メール便……運送料金相当額(内容品の補償はナシ)
・運送保険……宅配便の運送料金にプラスして、任意で保険をかけることができます。料金はヤマト便と同じです。

《日本郵便》
・ゆうパック……300.000円まで補償
・セキュリティサービス……500.000円まで補償。ゆうパック運送料金に370円をプラスすると、加入することができます。ただし荷物をコンビニから出す場合には、このサービスに申し込めません。

《西濃運輸》
・カンガルー高価品便……500万円までという高額な補償を、格安つけられるサービスです
・カンガルー貴重品輸送サービス……200万円まで。専用ボックス(ボックスの代金は運送料金に含む)に入れて送るサービスです。プラス1.050円で、なんと3.000万円までの補償がつけられます。

・フクツー宅配便……保険料掛金=保険金適用金額の1000分の1を、送料と別途で支払えば、保険をかけられます。

各社、いろいろな補償がありますね。
一方で、送料の安い定形外郵便やメール便などには、補償がついていないことがほとんどです。
そのためネットオークションでは、
発送後の運送トラブル(遅延、破損、紛失等)には一切関与いたしません」
「定形外での発送は保証がありませんので、不達や遅延、破損などの責任は、当方では負えません」

など、商品説明に免責事項を明記している出品者さんも、よく見かけます。
トラブルを防止するために、補償のついた宅配サービスをチョイスするのも、賢い選択です。

また、宝石や美術品、骨董品などを送る時、高価な家電を送る場合には、念のため任意保険に入っておくと、安心かもしれません。

会社によって、補償の範囲が微妙に違ったりしますので、もっと詳しく知りたい方は「約款(やっかん)」に目を通しておくことをおすすめします。

堅苦しい文言で書かれているため、意味がよく分からない箇所が出てくるかもしれませんが、そんな時はうやむやにせず、各社のお客様窓口に電話して、尋ねてみましょう。

日本の運送会社はとても優秀で、あまり事故の報告を聞きません。
しかし時々、「荷物を投げていた」「労働環境が過酷だから、荷物をひとつずつ丁寧に扱う余裕なんてない」などという残念な内部告発があり、ネット民がざわつくことも珍しくありません。

あなたにとって、また受取り人にとって、ふたつとない大切な荷物ですので、補償の内容を詳しく知り、万が一に備えておくのも大事ですよ。

 

○まとめ


こうして見てみると、小さな荷物から大きな荷物まで、各社多種多様なサービス、料金がありますね。

逆に選択肢が豊富すぎて、一社に絞るのが大変になりそうです。

もし迷ったら、ネットで「送りたい商品名」「送る」などのキーワードで情報を集めるのもいいと思います。

梱包のしかたから、利用した宅配業者まで、先人たちの知恵をお借りできることでしょう。

送料の安さも大事ですが、値段だけで選ぶと、「補償がない」「荷物の追跡ができない」など、それなりのリスクがあります。

ただ荷物送るだけだからと軽く考えず、比較検討の上、納得のいく宅配業者とサービスを見つけてくださいね!