140サイズがベスト⁉引っ越しで使うダンボール箱の最適サイズまとめ

ダンボールの基礎の基礎

引っ越し用のダンボール箱を購入しようと思った時に、サイズ選びで困っていませんか?

インターネット通販を使えば、さまざまなサイズのダンボール箱を購入することができますが、多くのサイトが最低でも5枚セット、なかには20枚セット、30枚セットでなくては購入できないものもあります。

一体、何サイズを購入するのがベストなのか。今回は引っ越しで使うダンボール箱の最適なサイズを検証してみたいと思います!

 

【目次】
引っ越し業者からもらえるダンボールのサイズは?
結局、何サイズを購入するのがベスト?
サイズ別の梱包方法まとめ
引っ越しにはどのくらいダンボールが欲しいの?
まとめ

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○引っ越し業者からもらえるダンボールのサイズは?

引っ越しのことなら経験豊富な引っ越し業者のノウハウを参考にすべし!というわけで、多くの引っ越し業者が、引っ越しの際に無料でくれるダンボールのサイズを調べてみました。

引っ越し業者では大体2サイズ~3サイズくらいのダンボールを用意しているようです。

Sサイズ……100~110サイズ

Mサイズ……120~130サイズ

Lサイズ……140サイズ

このくらいのサイズ感が目安のようです。

それぞれのダンボール箱にいれるものの目安は以下のとおりです。

 

Sサイズのダンボール箱(宅急便100サイズ程度)

Sサイズのダンボール箱は、重いものを入れるのにおすすめです。本やDVDを入れたり、割れては困る食器・陶器類などを入れるのも◎。大きな箱に重い荷物を入れると、ずぼっと底が抜ける場合があるので、重い荷物はできるだけ小さなダンボール箱に入れるのがセオリーです。

 

Mサイズのダンボール箱(宅急便120~130サイズ程度)

このくらいのダンボール箱なら、炊飯器やポット、トースター、加湿器などの小型の家電を入れるのにぴったりです。また、子供のおもちゃを詰めても良いと思います。

Lサイズダンボール(宅急便140サイズ程度)

大きな箱なので、重い荷物を入れてしまうと底が抜ける危険性があります。そのため、衣類やぬいぐるみ、靴など、軽くてかさばるものを入れるのに適しています。

 

・引っ越し業者別のダンボールのサイズ

 

・ヤマトホームコンビニエンス

ヤマト運輸

《単身用資材》

S:縦330×横340×奥行340mm

M:縦330×横510×奥行340mm

 

《通常資材》

小:縦310×横430×奥行350mm

大:縦310×横600×奥行350mm

 

 

・日本通運

Sサイズ:縦340×横340×奥行340mm

Mサイズ:縦340×横520×奥行340㎜

 

・サカイ引越センター

小:縦330×横350×奥行320mm

大:縦300×横460×奥行330mm

 

・アート引越センター

Sケース:縦350×横380×奥行350mm

Mケース:縦350×横500×奥行350mm

和ケース:縦199×横935×奥行363mm

 

・アーク引越センター

S:縦310×横420×奥行270mm

M:縦310×横580×奥行330mm

和ケース:縦220×横870×奥行330mm

 

・アリさんマークの引越社      サイズは、大、小、和ケースの3つ(サイズ詳細は不明)

○結局、何サイズを購入するのがベスト?

結論から言うと、引っ越しの際には最低でも2種類のダンボール箱を用意したほうがいいとわたしは思います。先ほども紹介しましたが、重い物と軽い物は分けて運んだほうが効率が良いからです。

ズバリ、インターネット通販では140サイズのダンボール箱を購入すべき! なぜなら、140サイズ以下のダンボール箱はわりと無料で手に入りやすいからです。

ドラッグストアや家電量販店などを回れば、80サイズ~120サイズのダンボール箱は簡単にもらうことができちゃいます。

「それなら140サイズじゃなく、最大サイズの160サイズとか170サイズを購入すれば良いんじゃない?」と思われるかもしれませんが、160サイズは本当に大きいので注意が必要です……!

郵便局で購入できるダンボールの最大サイズ(ゆうパック・箱【特大】縦345㎜×横445㎜×高さ340㎜)でも120サイズ程度しかありませんし、ヤマト運輸で購入できるダンボールの最大サイズ(クロネコボックス(外寸:(たて)40cm(よこ)60cm(高さ)40cm内寸:(たて)39cm(よこ)59cm(高さ)38cm))も140サイズです。

実際に見てみると分かりますが、140サイズは意外と大きいです。

これ以上大きいサイズとなると、1人で持ち運ぶのは難しいので、引っ越し作業に時間がかかってしまうのではないでしょうか。

以上のことから、わたしは、小さいサイズのダンボール箱は無料でもらい、大きいサイズのダンボール箱はインターネット通販で140サイズを購入するのをおすすめします!

以下、小さなダンボール箱を無料で手に入れる方法をご紹介しますね。

 

・小さなダンボール箱を無料で手に入れる技

 

ダンボール箱は近くのスーパーからもらっている、という方も多いと思いますが、スーパーのダンボールは衛生的にあまりよくありません(生鮮食品を入れていたりするので)。

管理状態が悪いと、虫の卵がついていたり、濡れていたりするので、できるだけキレイなものが入っていたダンボール箱を見つけるのがポイントです。

ドラッグストアで下ろされるダンボール箱は、ティッシュケースや洗剤を入れていることが多いので、キレイな状態で手に入れることができます。また、家電量販店では、重たい家電を入れる丈夫なダンボール箱を手に入れることができます。

唯一の欠点は、ドラッグストアや家電量販店ではスーパーのようにレジ横にダンボール箱が山積みされて「ご自由にお使いください」と書かれていることはほとんどないので、勇気を出して店員さんに「ダンボールをください」と言う必要があるということ。

せっかく勇気を出して声をかけたのに「ダンボールはありません」と言われてしまったら悲しいので、事前に電話をかけてダンボールがあるか確認するのをおすすめします。

大型のお店ではダンボール箱を回収する日時が決まっているので、その日時を教えてもらい、直前にダンボール箱を取りに行けば、効率よくダンボール箱を手に入れることができますよ!

○サイズ別の梱包方法まとめ

ダンボール箱に詰める、おすすめの梱包方法をまとめてみたいと思います。

 

・Sサイズのダンボール箱

 

Sサイズといっても、単行本100冊前後をいれることができるので、いざ入れてみるとずっしりと重たくなります。

辞書を入れる場合など「こりゃ重くなりそうだな~」という場合は、ぎっちり詰めるのではなく、少しづつダンボール箱に詰めて、重くなりすぎないように注意しましょう。15キロ以上になると運ぶのが大変になるので、辞書だけをぎっちり詰めるというのはおすすめしません。

以下、本の種類別の入れ方をご紹介します。

 

単行本:タイトルが書かれている背表紙を上にして、立てながら詰めていきます。漫画などはサイズが小さいので、2段にして詰めてもグッドです。B5サイズの書籍も、背表紙部分を上にして立てながら詰めていきます。縦に積みづらい場合は平積みにしましょう。隙間ができた場合は、間に新聞紙をつめると良いです。間に単行本がいれられる場合は本を詰めても良いと思います。

 

雑誌:薄いので詰めすぎ注意です。塵も積もれば山となる。雑誌をぎちぎちに詰めると意外ととっても重くなります……!

 

食器などのワレモノ:食器は隙間なく詰めると、衝撃がかかったときに割れる危険性があるので、たっぷりと緩衝材を使って梱包しましょう。まずはダンボール箱の底に新聞紙やプチプチなどの緩衝材を敷きます。そして、食器を一個ずつプチプチで包み、ダンボールの中に詰めていきます。食器と食器の間には丸めた新聞紙を詰めましょう。そうすることで、運搬時に衝撃が吸収されます。食器を入れたダンボール箱は、フタをする前に少しゆすってみて音が鳴らないかチャックすることも大事です。カタカタと音がする場合は緩衝材が不足しているので、新聞紙等を追加してくださいね。

 

CD・DVD:CDやDVDは意外と割れやすいため、立てて梱包します。そして、タオルなどでくるみ、CD・DVD同士がぶつからないように梱包しましょう。

 

・Mサイズのダンボール箱

 

家電:家電は衝撃に弱いので、タオル、毛布でしっかり包みましょう。食器同様にダンボール箱の中でカタカタ動かないように新聞紙等をまるめて入れます。

 

 

おもちゃ:こちらも破損しやすいのでダンボール箱の下にプチプチなどをしっかり敷いてから梱包してください。おもちゃの角などは破損しやすいのでタオルなどでくるんでおくとよいですよ!

 

Lサイズのダンボール箱

 

Lサイズのダンボール箱には基本的にふわふわしたもの、かさばるものを入れます。サイズが大きいので落とすリスクや動くリスクが高いのが140サイズ。そのため、壊れやすい家電などを何個かまとめて140サイズのダンボール箱に入れる……というのはおすすめしません。

140サイズのダンボール箱ならTシャツが80~100枚入れることができるので、家じゅうの服をひとまとめにできます。キレイに畳んで、一気に運んでしまいましょう!

 

○引っ越しにはどのくらいダンボールが欲しいの?

引っ越しに必要なダンボールのサイズ感の検討はつきましたか?

最後に、引っ越しにはいくらダンボールが必要なのか、おおよその数を紹介します。

 

現住居の間取り       ダンボール数

1K・1R    10枚~15枚

1DK        20枚~30枚

2DK        40枚~50枚

3DK        50枚~80枚

4DK        70枚~90枚

(価格.comより)

 

一人暮らしなら、10~15枚。4人家族なら60枚くらいが目安のようですね!

4人家族以上の場合は、50枚程度のダンボールを用意しておけば、引っ越し前日に「ダンボールが足りない!」ということにはならなさそうです。

引越し業者さんも、家族の引っ越しには50枚を目安にダンボール箱を無料でプレゼントしているそうです。

○まとめ

引っ越しに便利なダンボール箱のサイズについてご紹介しました!皆さんの参考になれば幸いです。

ひとつ、わたしから最後にこわ~いネタを……。

引っ越し業者さんから無料でもらえるダンボールですが、もしその引っ越し業者で引っ越しをしない、となったときにはダンボールの返却or買取を求められるそうなので注意してください……!

ただより高いものはない、という言葉もあります。不安な方は、ダンボールは購入したほうが安心です。ダンボール会社の中には『引っ越しパック』といって、いくつかのサイズのダンボール箱をセットで売ってくれているところもあるので、チェックしてみてくださいね!

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